浮気・不倫はいつが一番多いか
SA探偵事務所の調査員(しま)です。今回は浮気や不倫が起こりやすい時期や状況について紹介できればと思います。
1. 時期的な観点から見る浮気の傾向
浮気や不倫が増える時期には、季節やライフイベントに関連する要因が影響を与えることがあります。
(1) 年末年始やクリスマス前後
• 理由:年末年始は、家族やパートナーと過ごす時間が増える時期である一方、ストレスが高まることもあります。その結果、関係が冷え込んでいる場合、パートナー以外の相手との「逃避」を求める人が増える傾向にあります。
• また、特にクリスマスシーズンは、恋愛やロマンスに焦点が当たりやすく、孤独感を感じている人が新たな関係を求めることがあります。
(2) 夏の季節
• 理由:夏はレジャーや旅行など、普段とは異なる環境で新しい人との出会いが増える季節です。特にバカンスやイベントでは、日常のストレスから解放され、衝動的な行動に走りやすいと言われています。
• また、薄着になる季節でもあり、異性への関心が高まることも影響します。
(3) 仕事や学校の年度末・年度初め
• 理由:新しい職場や学校、異動などの環境変化があると、新しい人間関係が生まれる機会が増えます。このようなタイミングで、浮気や不倫が始まるケースが見られます。
2. 心理的な要因による浮気の時期
浮気や不倫をしやすいタイミングは、心理的なストレスや満たされない欲求が高まる瞬間と一致することがあります。
(1) マンネリ化した関係に対する不満
• 長年の交際や結婚生活において、関係がマンネリ化すると、新鮮さを求めて浮気に走る人がいます。
• 特に「記念日」や「誕生日」などの特別な日が期待通りにいかなかった場合、関係への失望感から外部に目を向けることが増えることがあります。
(2) ストレスがピークに達したとき
• 仕事や家庭でのストレスが大きくなると、心の支えや癒しを求めて浮気に走ることがあります。この場合、浮気相手は単なる慰め役であることが多いです。
(3) 自己肯定感が低下したとき
• 自分に自信を失ったときや、パートナーからの愛情を感じられないとき、他者からの注目や承認を求めて浮気を始めるケースがあります。
3. ライフステージの変化と浮気
ライフステージや環境の変化も浮気や不倫が発生しやすいタイミングに影響を与えます。
(1) 子育て中の夫婦
• 子育てに忙殺される時期は、夫婦間のコミュニケーションが減少しやすく、互いのニーズが満たされない状況が生まれがちです。
• この結果、家庭外での癒しや楽しみを求めるケースがあります。
(2) 中年期の危機(ミッドライフクライシス)
• 中年期にさしかかると、自分の人生やこれまでの選択を振り返り、「もっと刺激的な人生があるのでは」と考える人が増えます。
• このタイミングで、浮気や不倫に走る人も多いと言われています。
(3) 仕事での成功や変化
• 昇進や収入の増加など、仕事での成功を手にしたとき、自己肯定感の高まりから冒険心が増し、浮気に発展するケースがあります。
• 一方、失敗やリストラなど、仕事でのストレスや挫折感が浮気のきっかけになることもあります。
4. 現代のデジタル環境と浮気
最近では、インターネットやSNS、マッチングアプリの普及により、浮気や不倫の「時期」よりも「機会」が増えているという指摘もあります。
• スマホやSNSの影響:特にコロナ禍以降、リモートワークや外出自粛の影響でオンラインでの浮気が増加しました。自宅にいる時間が長くなる一方で、ネットを通じて新しい相手と簡単につながれる環境が整っています。
• 特定のイベント:例えば「出会い系アプリの登録者が増える時期」や「バレンタイン後」など、特定の季節やイベントに合わせて浮気の機会が増えることもあります。
浮気や不倫が増える時期は、季節的な要因、心理的なタイミング、ライフステージの変化など、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。また、デジタル時代の進化により、浮気や不倫が物理的な環境に左右されにくくなっているのも現代の特徴です。
大切なのは、パートナー間でのコミュニケーションを密にし、互いの感情やニーズを理解し合うことです。それが、浮気や不倫を防ぐ最善策と言えるでしょう。